イギリス名門大学の科学博士。最先端の脳科学研究に携わるZ様

僕は、イギリスの大学で研究者をしています。

田仲氏のオンライン・コーチングに出会ったきっかけは「歯」です。

以前から歯が悪くてですね。歯周病が悪化して、歯医者さんにも手が負えないと言われてしまったんです。そこで僕は「西洋医学に救ってくれる道がないのなら……」と、代替医療を探し始めました。ただ、色々取り入れてみたものの、効果を感じたものはまったくなく。そんな中、出会ったのがオンライン・コーチングでした。

鬱だったはずなのに……

当時、キネシオロジーを独学で身に着けていたのですが、とにかく妻が非常に嫌がっておりまして。子どもを連れて、家を飛び出して日本に帰ってしまったんです。つまり、キネシオロジーがきっかけで、家庭にひびが入ってしまったわけですね。そんな中、田仲真治さんからオンライン・コーチングの案内をいただきまして、最初はやはり悩みました。

家庭を崩壊させたキネシオロジーで歯を治そうとするなんて、愚の骨頂なのではないかと感じたんです。でも、他に何も思いつかなかった。……というよりは、他に試せるものはもうやってみたという状況だったんです。そこで、藁にもすがる思いでオンライン・コーチングに参加してみたんですね。「この状況はさすがにもうどうにもならないだろう」と、どこか投げやりに参加したわけですが、真治さんに最初「“良かったな”と思えるようになりますよ。」と言っていただいたんです。僕も当時は「そんなことあるもんか」と怒りましたよ。(笑)

ただオンライン・コーチングを初めて1ヶ月目から変化を感じ始めて、2ヶ月経ったある日、朝から非常に幸せ感が満載な日がありまして。鬱だったはずなのにおかしい話なのですが、胸のあたりから幸福感が溢れて止まらない状態になったんです。この時点で、家庭の状況など一切改善していないんですよ。「自分の人生ほぼ崩壊した」と思ったときと、状況は同じなのです。自分の内的状況だけが、先に変わったんですよね。

人間関係が好転

この日以来、悩みという悩みがなくなってしまって、心が揺れるということが極端に減りました。この後、母親が危篤になるということがあって、飛行機に飛び乗って日本に帰ったことがあったのですが、この時も必要以上に動揺することなく、非常に落ち着いた行動ができたんですね。幸いにも、母親は一命を取り留めて大丈夫だったんですけど、この時、冷静にいられたというのも、自分自身の中で大きく変わったと感じたことの1つですね。

これは真治さんに教えていただいたのですが、2つの“極”の間で極端のことを考えて、こっちに行ったり、あっちに行ったりすることが「心が揺れる」ということだと。両方を見て、統合してしまえば揺れることはなくなるんですよね。

この考え方を身に着けてからというもの、人間関係がすごく好転したんですよ。どこに行っても良くしていただけるといいますか。そうこうしているうちに、僕のことを「キチガイ!」とまで言った嫁の態度も時間とともに段々と正常化してきまして。まだ途中ではあるものの、元の関係に戻りつつあります。

仲間とも出会えた

オンライン・コーチングを受けて、非常に大きかったのは仲間ができたことですね。僕はこういう職業なので、会う人、会う人、スピリチュアルなことにはまったく興味がありません。これまでの僕は、1人でやたらキネシオロジーのことに詳しくなっていくものの、それについて話す相手がいないという状況が続いていました。それが今では、オンライン・コーチングのおかげで世界中、日本各地にお友達もできまして。これまで「隠れキリシタン」のような意識で生きてきたのですけど(笑)、一気に閉塞感がなくなりました。

田仲真治

誰もが知るイギリスの名門大学の科学博士であるZさん。お仕事ではミクロなことに集中されていらっしゃることと思いますが、マクロな視点でいることにより、何かお仕事に影響が出たということはありますか?

これまで「科学者としての自分」と「スピリチュアルに興味がある自分」は完全に分離していました。常に葛藤もありましたので、これが大きなストレスになっていたんですね。それが、今では一切なくなりましたね。自分は自分なのだと。自然体で居られるようになりました。仕事のほうでも、これまでよりも人間関係が良くなりましたよね。

田仲真治

日本もそうですが、イギリスは新型コロナウイルス感染症の影響が甚大したよね。ただこういった時期だからこそ、オンライン・コーチングでみんなが繋がって、パニックに陥るのではなく、自分の調子を取り戻せたらいいのではないか……という話から今日のZさんがあるわけですが、コロナ禍では少し心が揺れてらっしゃった時期もありましたよね。

あまりニュースも見ないもので、コロナに関しては「対岸の火事」という感じだったんですよ。そうこうしている間に、イギリスにもチラホラ感染者が出てきて、そこからはあっという間でしたね。パンデミックまで。大学ももちろん閉鎖です。それまで情報を集めていなかったこともあり、この時は久方ぶりに心が揺れました。大きな不安に襲われましたね。病気がどうこうというより、世界経済がめちゃくちゃになったら最悪だなと。

ただこれまで、オンライン・コーチングで、心のバランスが崩れて揺れ始めたときに真ん中に戻すテクニックをいくつも教えていただいていました。ですから、揺れはして、その揺れを認識もしたのですが、今回でいえば「最悪だ」と決めつけてしまうのは自分の思い込みでしかないと。この思い込みを外すワークを自身でやったら、あっという間に不安を感じなくなりましたね。その後もご存じの通り、コロナの感染は続いていたのですが、ニュースとかみても心がザワザワすることはありませんでした。もちろん、気にはなります。ただ、それが不安で困るということはありません。