国際ブレインアップデート協会
公認インストラクター
工藤翔子です。
みなさん
アドラーという人が唱えた
アドラー心理学をご存じですか?
わたしは
歌舞伎町で
20年以上カウンターだけの
居酒屋をやっているのですが
この前こんなことがありました。
知り合いの店がリニューアルオープンをしたので
一緒に行こうと
久々に会う友達と
その店で待ち合わせをしていました。
久々に会うその友達は部下を連れて来ていました。
そして
落ち合って乾杯をしてすぐに
友達は
その部下のことをとても叱り始めました。
「どうしてみんな俺の言うことを聞かねーの?
何度言えばわかるんだよ!
お前の指導が悪いんだよ、ちゃんと分からせろよ!」
と怒鳴っていました。
私は質問しました
「あなたの言う事でこんなに分からない人が居るなら
伝え方を変えたら良いんじゃないの?」
すると友達はぽかんとしていました。
友達:「え。どういうこと?」
わたし:「みんながわからないって事は伝え方が良くないんじゃない?」
すると
友達:「うちのグループの伝統なんだよ!上の言うことは絶対なんだよ!」
なるほど。
自分がされたことを
今度は
下にやっている訳か。
彼らがアドラーを学んでいたら
こんなことにはならないんじゃないかなと思いました。
アドラーの教えはこちら
↓↓↓↓↓↓
アドラー心理学。
それは
精神科医であり心理学者アルフレッド・アドラーが提唱した
心理学です。
それは
それまでの心理学とは異なっていて
原因論ではなく
目的論を重視している
と言うことです。
どういうことかと言うと
何かが起こったときに
原因を見つけてそこを責めるのではなく
目的を達成するために
みんなで
何に焦点を当てていったら良いのかを重視する。。
つまりこの場合
部下に指示をする
↓
部下が指示に従わない
↓
部下を叱る
↓
従わない部下に対して
無理やり指示に従わせる
のではなく
部下に指示をする
↓
部下が指示に従わない
↓
従えない理由を聞き
部下が自ら目的を達成出来るような
指示を出す
その部下の存在
価値を
認めることで
お互いに信頼関係が生まれ
効率よく
しかも
気分よく仕事が出来るようになります。
仕事でより良い結果が出せる関係性が生まれるのです。
考えてみると
世の中
特に仕事関係において
お互い認め合って
信頼し合う。。
ということが
減ってきているのかもしれません。
会社での上司と部下の間で
こういうことがよく起こっている気がします。
原因ではなく
目的を重視する人が増えると
世の中は
だいぶスムーズになると思います。
そして
会社だけではなく
家庭の中でも
このようなことは起こっているように思います。
本当は
親にされて嫌だったことを
自分の子供にもしてしまい
そしてその子が親になり
また
自分の子供にも同じことをしてしまう。。
世の中そう言うもんなんだ!
と言う人もいますが
その連鎖
そろそろ断ち切っても良いのではないですか?
親子でも
いや
親子だからこそ
真に心から信頼し
尊重しあう関係を育んではみませんか。
アドラー心理学の教えは
他にもまだまだたくさんあります。
また、別の機会に
ご紹介させて頂きますね。
ps
あなたは
体の声を聞いた事がありますか?
体は
あなたの思考とは
異なる答えを
持っていることがあります。
あなたの体の声
そして
あなただけではなく
まわりの人達の体の声も
聞けるようになってみたくは
ありませんか。